障子の貼り換え☆DIYに挑戦☆
これまでは、業者に頼んでやってもらっていたのだが…
(専門家に頼んだ方がきれいに仕上がるのは分かってるんだけどね。)
数日前、ふと気づくと、障子の外側になんかが垂れ下がっている!
何だろう?ってふすまを開けてみると、なんと、テープがぶら下がっていた。
なんじゃこりゃ!?ってよ~く見ると、外枠に沿ってマスキングテープが張ってあり、
その端がはがれて垂れさがっていました。
注意しながら剥がしてみると、障子紙が桟からはがれてきてた。
なっるほど! それで応急処置をしてたんだな!
そういえば、この家を作ってから、障子を張り替えたことなかったんだ!
それなりに日焼けてるし、
多少ヤブレがあったんだけど、たいして気にもしなかったけど、
捲れてくると話は別ですね。
とりあえず、業者に頼むことを考えて、ネットで調査!
相場は一枚2000円くらいですかね。
張り替えたいのは6枚なので、12000円
きっと、これに残物処理とか、現場養生費とかが乗っかってくるんでしょう…
まあ、しゃ~ないわな! ほっとくわけにもいかんし…と思ってたんだけど、
以前、破れたところに嫁が障子紙を花形に切って貼ってたのを思い出した。
もしかしたら、自分で障子の貼り換えってできるんじゃないか!?
ってことで、
YouTubeで「障子の貼り換え」って検索してみると、いっぱい出てきた!
何本か動画を見てみるうちに、なんだか自分にもできそうな気がしてきたぞ!
とりあえずやってみて、
できなければ、改めて業者に頼めばいいんだからってことで挑戦です。
さっそくホームセンターで材料の調達です。
障子紙 材質はプラスチック製の頑丈なもの アイロンで熱して張り付けるタイプ
などもありましたが、普通にのりで張り付けるものを選びました。
のり 障子貼り用の両面テープってのもあるんだけど、
すべての糊付け位置に狂いなく張り付けるって結構手間そうだし、
価格も高いので普通にのりですることにしました。
障子紙はがし
こんなのがあるんですね。
のりはでんぷんなので、水でぬらせば剝げるらしいのだけど、
室内で作業するので、これ使ったほうが安全で手間がないよね。
あとは普通の家ならあるものです。
カッターナイフ
これは細かい作業用の鋭利なモノの方がいいですね。
余分な障子紙のカット用です。
雑巾 汚れのふき取りにつかます。
この動画が一番わかりやすかったですね。
①障子紙の剥がし
障子紙はがし液を枠と桟に塗ります。
塗ったら5分待てって書いてあるんだけど、
すぐ滲みていくので、全部塗り終わったら、
最初に塗ったとこにもどってすぐ剥がし始めても大丈夫です。
全部剥がしたら、濡らして固くしぼった雑巾で拭いていきます。
残ったはがし液をふき取るためですね。
汚れもついているので、2度拭き以上が必要です。
すぐ貼ったらダメなんですね。
十分乾かしてから作業を進めないといけないらしい。
それも日当たりの悪い、風も通らない場所で乾かしてください!だって
日当たりのいいところで乾かすとひわったりするらしいです。
しかたないので、納戸で一日 乾くのを待ちました。
②のりづけ
自分が買ったのりはチューブタイプで口にガイドがついてました。
そのガイドを桟にあてると結構簡単にまっすぐ伸ばしていけます。
大体つまようじ位の太さ 枠は桟より多めにつけるといいそうです。
のりの出し具合 チューブを動かす速度
はじめはちょっと難しかったけど、すぐ慣れますね。
③貼り付け
あらかじめ桟に固定していた障子紙を広げていきます。
しわにならないように、ちょっとひっぱり気味にするといいみたいです。
障子紙を抑えてのりをちゃんとくっつけます。
④カット
余分な障子紙をカットします。
のりが乾いてないのでこの工程が一番むつかしかった。
普通にカッターナイフで切ろうとすると障子紙が破れます。
コツは切れ味の良い精密作業用のカッターナイフを使って、
歯を寝かせて切るといいみたいです。
あとは乾燥させて出来上がり。
人によっては、
霧吹きで湿らせると、障子に張りが出ていいよ!ってあったんだけど、
よれやたるみがなかったので、自分はこの工程はパスです。
一度に3枚づつ張り替えたので、足掛け三日 合計4時間くらいかかりました。
材料代は1500円ほど、
ただで使える人的資産(自分のこと)があるので、手間賃はゼロです。
プロにはかなわないけど、おかしくない仕上がりにはなりました。
きれいな障子っていいですね。これは和室のメリットでしょう。
ついでに襖も!っていきたいんだけど、さすがに無理かな?