強い女の物語おすすめ3選☆倉科遼&和気一作☆
こんにちは、キャメル🐪です。
自分にとっての原風景ってやっぱり昭和です。
昭和って一口にいっても、戦前・戦後・高度成長期 まるで風景が違います。
自分にとってはリアルで体験した高度成長後期ですね。
子供時代にはなんの懐かしさも感じないんだけど、
東京で過ごした大学時代からバブル突入前夜には懐かしさを覚えます。
今日紹介する作品は、倉科遼&和気一作のコンビが描き出す昭和の原風景です。
倉科遼さんはネオン劇画の開祖といわれる人で、
当初は漫画家としてデビューされましたが、原作者として大成された方です。
今日紹介する3作品でも原作者ですね。
和気一作さんは、これらの作品では作画担当です。
和気さんの描く凛とした主人公(女性)が大好きなんですね。
その他の登場人物もどっかで見たようなリアルな人々。
男女・金・権力の3欲が散りばめられた名作3作品です。
銭華 全3巻
高知の財閥 山之内家当主の妾の娘 千尋が主人公です。
操の代償として奪い取ったお金をもって上京し、
身を兜町に投じて、女相場師として成り上がる様が描かれています。
今では兜町も様変わりしてしまったのですが、
昭和の兜町界隈はこんなだったんだなあ!って感じです。
仕手筋も結構リアルに描かれており、
株やってた人には結構楽しめる作品です。
女帝 全24巻
熊本で小さなスナックを経営する母を持つ彩香が主人公です。
高校時代、名門出の同級生にいじめられ、
すべてを失い、都会に出て水商売に入り頭角を現していく物語です。
ネオン街の物語で、自分とは全く縁のない世界なのですが、
半面、垣間見たい世界でもあります。
人間の本性を描き切っていると思いますね。
女優 全10巻
幼いころから女優になることを夢見ていた朝倉瞳の半生記です。
全2作は不運な幼少期への反発からのし上がっていく物語ですが、
この作品は、天性の才能が自然に開花していくさまが描かれていますね。
なんかこんなアイドルいたな~って感じの絵です。
東京にいたときに、遠目に芸能人を見かけたことがあるけど、
やっぱりオーラが半端ないですよね。
ましてや近くにこんな娘がいたら…
3作品とも結構大胆な性描写がありますが、
それを売りにしてるわけじゃないですね。
男女の性(さが)をうまく描き出してると思います。
それではまた・・・🐪
3作品ともKindle Unlimitedの対象です。
通常、初回は30日間無料で、その後は月額980円かかります。
全部読み終えるには十分な時間ですね。
ここでは紹介できなかった作品もあるので、興味のある方はどうぞ…
やっぱり紙の本がいいという方はこちらから…
一冊95円プラス送料になります。
「銭華」「女帝」のみになります。