帯状疱疹闘病記☆痛みとの闘い☆
こんにちは、キャメル🐪です。
昨年の８月の事です。
生まれて初めて「帯状疱疹」を患いました。
実体験をもとに、その経過と対処法を書いてみます。
発症
昨年６月の盆前、墓掃除に行った時の事です。
朝早くに行ったけど、すでにカンカン照り
汗だくになって雑草を抜いてると、足もとでアリがうごめいていました。
噛まれると嫌だなあ！って思って注意しながら…
一時間ほど頑張って掃除を終わらせ、
「痒くないし、大丈夫みたい！」ってホッとして帰宅しました。
たまたまアリを見つけたのが伏線になっています。
帰宅してシャワーを浴びてると、
右胸のあたりに数センチくらいの紅斑を発見！
気づかなかったけど、アリに嚙まれたんだ！ってのが第一感です。
とりあえず、腫れるかもしれないので手持ちのリンデロンVGを塗布。
夜、入浴の時に見ると、痒みはないけど紅斑が広がってる！
ここでやっと気づきました。虫刺されじゃないって…
甘く見てたんですね。
土曜日の夜です。
明後日の月曜日、
仕事前に主治医を受診して薬をもらえばいいだろうって考えたんです。
後付けになるけど、休日診察してる診療所に行けばよかったんですよね。
治療開始
やっぱり帯状疱疹でした。
痛み等がなかったので、
とりあえず内服薬を７日分処方してもらい様子を見ることになりました。
原因ウイルスをやっつける薬です。
何種類かあるけど、内服でよく使うのがファムシクロビルとアメナリーフ。
これが基本です。
ファムシクロビルはファムビルのジェネリック薬で、
アメナリーフは先発品 新しい薬ですね。
どちらも一週間服用します。
アメナリーフは７日分３割負担 薬代だけで６０００円位です。
ファムシクロビルはファイザー製だと、１５００円位です。
値段だけでは判断できないので、ドクターと相談してください。
あとは皮膚症状により、外用薬が処方されることもあります。
アラセナは抗ウイルス薬。
これは先発品 ジェネリック薬もあるし、市販品もあるようです。
皮膚の損傷がある場合は、ケースバイケースでいろんな薬が処方されます。
痛み
まったく間の悪い話で、受診した日の夜から痛みが出始めました。
とりあえず手持ちのカロナール（アセトアミノフェン製剤）を飲んだけど、
初回は効果があったんだけど、翌日からはもうだめ！
初めて経験するタイプの痛みですね。
患部の神経を直接握られる様な痛みが間欠的に襲ってきます。
一分ごとにギューって感じです。
たまらず仕事を早引けして再受診です。
主治医には身バレしているので、結構突っ込んだ話。
仕事上、再三の受診はできないので、
痛みに臨機応変に対処できるように色々と処方してもらいました。
眠気やふらつきがある薬もあるので、
服薬時刻を調整したり、頓服服用を加えたりして、何とか乗り越えました。
３か月かかって、何とか痛みを克服できました。
よく使う薬はこの３種類。
これ以外にもあるのですが代表的なのを載せておきます。
普通は、効果を見ながら段階的に薬を増やしていきます。
カロナールは一般的な痛み止め、市販の風邪薬にも入っています。
大量服用で肝障害の副作用がありますが、比較的安全に使えます。
トラムセットはカロナールとトラマールの合剤と考えてください。
トラマールは弱オピオイドという分類で、普段はあまり使わない痛み止めです。
一般的な痛み止めとは作用機序が違います。
海外ではよく使われるのですが、日本では一般的ではありません。
とりあえずの副作用は、眠気・吐き気・便秘など
医師と相談しながら使えば問題ないでしょう。
リリカも一般的な鎮痛剤とは作用機序が違います。
神経系の興奮を抑制することによって作用を発揮します。
いうなれば、痛みの伝達を抑えるといった感じです。
副作用としては眠気やふらつき 結構な頻度で起こります。
自分も起きましたね。仕方ないので夜だけの服用で我慢しました。
注意点です。
①５０歳を過ぎると発症率が高まりますので、要注意！
②早めの受診が大切！ 内科でも診てくれるけど、皮膚科がベストでしょう。
③痛みが残る恐れがあり、何か月も苦しむ場合があります。
医師とよく相談して、きっちり疼痛をコントロールしましょう。
④免疫系が落ちてくるこれからの時期は特に注意が必要ですね。
それではまた・・・🐪
