薬局で買える夏バテの漢方薬3選☆…と、おまけ2選☆
こんにちは、キャメル🐪です。
毎日暑い日が続いてます。
昔は暑いの大好きだったのですが、近年はダメですね。
老化と猛暑 内憂外患です。
リタイアもんなので、
暑い~!って一日中寝てたって誰も文句は言わないのですが、そうもいきません。
自堕落に過ごしていると、秋になって弱った自分とご対面することになります。
自力で頑張るっていっても、
寄る年波には勝てないので、サポートが必要です。
昔取った杵柄(きねづか)で、何やかやとやっているのでご紹介も兼ねてお話してみます。
漢方薬3選
漢方の専門家に相談すると、
弁証論治(漢方の診断方法です。)を駆使して適切な処方を選びます。
それでもいいんだけど、
もっとざっくり 素人さんでも分かりやすい方法でやってみます。
夏バテの太宗は気虚なんだけど、ざっくり分類すると、
全身の気虚・胃腸の気虚・気虚+血虚です。
順番に見ていきます。
①補中益気湯
以前にも取り上げた夏バテの代表処方です。
以下繰り返しになりますが、、、
気虚(エネルギー不足)の薬です。
だるまストーブに薪は入ってるけど燻っている状態。
下から空気を送り込んで燃やしていくイメージですね。
薪に相当するのが漢方風に言うと「血」 血虚だと効きません。
やる気が起きない(性格の問題じゃなくって…)
手足・身体がだるい…など、体全体の気虚です。
類似処方で「清暑益気湯」があります。
何が違うのかというと、水を捌く働きを付与してるって事です。
「口渇」とか「大汗が出る」とか「下痢・軟便」
ね! 全部水が関係してるでしょう。
②六君子湯
補中益気湯は全身の気虚 エネルギー不足という話をしましたが、
これは主に胃腸(消化器系)に的を絞った気虚の薬です。
「吐き気がする」とか「食欲がない」とか「おいしくない」とか
何はともあれ、喰わんっと始まらんだろ~って人向きです。
③十全大補湯
漢方用語でいうと「気血両虚」のくすりです。
補中益気湯の話の時に書いた薪のない状態です。
「気を補う薬」が頑張ろうとしても、
動かす材料 すなわち血がない状態です。
だから「血」も「気」も両方補う必要があるという事です。
容姿でいうと、「顔色が悪い」「痩せている」みたいな感じですね。
弱点は、血が増えるのには時間がかかる。
即効性がないという事です。
一応宣伝入れときます。(笑)
これは自分が愛用しているメーカーです。少し高めですね。
漢方薬は原料の良し悪しで効果に差が出ます。
一概に有名メーカーだからいいモノとは言い切れないわけです。(名指しは避けます)
清暑益気湯は煎じ薬です。
手間かかるし、あんまりおいしくないです。
まあ、その分効き目はしっかり出るのですが、、、
|
補中益気湯・六君子湯・十全大補湯は錠剤ですね。
おまけ2選
④コンクレバン
コンクレバンは肝臓(レバー)を酵素で分解した肝臓加水分解物や
心臓エキスとビタミンB1・B2・B6・B12を配合した滋養強壮の液剤です。
車で例えるならガソリンです。
これこそ私のお気に入り!
毎年夏場の3か月はお世話になっています。
類似品はいろいろあるんだけど、
余計なものが入ってない事 比較的安価な事が気に入っています。
⑤六神丸
六神丸は、中国で創製された処方で、
その名称は、青竜、白虎、朱雀、玄武の四神に、勾陳、とう蛇の二神を加え、
六神となしたことに由来するなど諸説あります。
主剤は牛黄・センソ・鹿茸などの動物生薬です。
類似品は救心 そうです!あの救心です。
どちらでもいいんだけど、私のお気に入りは六神丸です。
効能はどうき・息切れ・気つけですね。
きっと、反応は「おれ!心臓悪くないよ」ですよね。
私も悪くありません。でも飲むんですね。(笑)
なんでこんなにいい薬を一部のマニアしか飲まないんだろう?
私の使い方
基本はコンクレバン 建物でいうと一階部分です。
漢方薬は2階部分 症状に合わせて漢方を選びます。
むつかしく考えなくってもいいです。
第一感で選びます。
何となくだるいな~!だったら補中益気湯。
この汗タマラン!とか、のどが渇いてしょうがない!だったら清暑益気湯。
食欲がないな~!だったら六君子湯。
痩せで貧血気味なんだ~!だったら十全大補湯。
「しんどいけど、今日は頑張らなくっちゃ!」って時に、六神丸を乗っけていきます。
これが組み合わせの妙ってやつです。
組み合わせたり、同系統を乗っけたり…
でも、この方法は長年使ってきたからできること。
初見の方は、ベテランの専門家に相談した方がよいでしょう。
幼い頃は、プール・かき氷・スイカ…
夏は楽しい季節だったんだけど、、昔のようにはいきませんね。
冬眠ならぬ夏眠です。
無理をせず、涼しくなるまで耐えましょう!
それではまた・・・🐪