永遠のゼロ☆今週の一冊☆
久しぶりに小説を読みましたね。🐪
今年に入って、100冊以上は読んでいるんだけど、
たぶん、小説は初めてだろう。
記憶が正しければ、昨年読んだジョージ・オーウェルの1984以来です。
著者の百田さんは保守系の論客としてのイメージが強く、
小説家としてはあまり認識していませんでしたね。
もちろん、本作や「海賊と呼ばれた男」は知っていたけど、未読でした。
先の大戦は馬鹿なことやったな~!って思っているので、
それを題材にした話には縁遠かったんだけど、
何かのコラムで、史観が面白いって書いてあったので、読んでみることに…
お話は、
特攻で亡くなった祖父の事を調べ始めた姉弟が、
当時を知る人たちの思い出話を聞いて回るという流れです。
彼らの言葉を通して太平洋戦争が語られていくのが興味深いですね。
真珠湾・ミッドウェイ・飢島…と主な戦いは網羅してあります。
百田さんが自分の思いを代弁させたといってもいいかもしれません。
主人公の祖父への思いの変化は感動もの!
読んでて目頭が熱くなったのは久しぶりだね。
600頁近い作品なんだけど、一気に読めました。
日本国記も面白かったんだけど、
小説は違う意味で、また、面白い!
いくつか興味を引く題材の小説があるので読んでみましょう…🐪