キャメルの終活日記

男性シニアのリタイアライフブログです。

お金の減らし方☆おすすめ本☆

題名が面白かったので読んでみました。🐪

 

ふつうは「お金の増やし方」ですよね!?

(よく見かける題名です。)

そんないい話を教えてくれるわけがない!

そんなんでお金が増えるんだったら、みんなやって金持ちになってるだろう。

間違いないのは、著者が印税で潤い、出版社が儲かるって事です。

まあ、分かってはいるんだけど、一応読んでみるって人がほとんどだろうけど…

 

f:id:camel_syuukatu:20211103091943p:plain

アマゾン著者紹介より

著者の略歴

 

印税20億を稼いだ著者が語る…ってあるので、売れっ子の小説家さんなんでしょう。

著作を見てみたんだけど、「すべてがFになる」をアニメ版で知ってるくらいですね。

 

自分語りによると、本職は某国立大学で長年教鞭をとっていました。

薄給のため、副業がてら小説を書き始めたとのことです。

初めて書いた小説が編集者の目に留まり、出版の運びになり、

以降、350冊の本を世に出し、20億の印税を稼いだそうです。

 

本業を続けながら執筆活動を続けていたらしく、日常はハードですね。

平日は大学で16時間束縛されるので、

睡眠時間を3時間に減らして執筆していたとのこと。

(ちょっと真似でき相違ないなあ!?)

 

現在は、本職は辞し、執筆時間も抑えて、趣味に興じているそうです。

 

 

有意義なお金の使い方

 

著者の言わんとするところは、これですね。

 

その使うお金がないから悩んでるんだろう!って突っ込みはごもっとも!!

 

自分もとりあえず反発を感じました。

著者が努力して稼いだにしろ、

そんなに稼いでるんだから言えることだろう!って

 

ただ書いてあることは納得できることです。

 

みんなが持ってるから自分も持ちたい!とか、

 

人に見せびらかしたいから、人に褒めてもらいたいから…とか、

 

そんなんでお金使っちゃだめだよ!ってことです。

価値観って人それぞれだから、

他人のお金の使い方にとやかく言うことはできないけど、

ほんとに自分が欲してることにお金を使うというのは正しいですね。

 

必要なモノよりほしいものに金を使え!

 

これは目からうろこでした。

 

普通は必要なものに金を使い、欲しいものは我慢する!ってパターン

我慢できるのは、ホントは欲しくないんだろう!っていうのが著者の言い分です。

ホントに欲しければ、

どうすればそれが手に入いるのか考え、実行するだろうという事らしいです。

 

著者の場合、広い敷地で鉄道模型を走らせたい!って夢を実現させるために、

小説を書き、

印税を稼ぎ、

今では2000坪の敷地を手に入れ夢を実現しているとのこと。

 

車はポルシェ! これもホントに乗りたかった車とのことです。

 

食事とか、服とかは、著者にとっては必要なモノであり、

どうでもよかったらしいですね。

 

稼げて、夢を実現できてよかったね!としか言いようがない。(笑)

 

言わんとすることは分かります。

持ち物を一生懸命自慢してるのを見るのは不快だし、

人としての薄っぺらさを感じます。

人の粗探しをして貶めようとする輩と相通ずるものがあります。

 

お金の稼ぎ方

 

仕事ですよ!っていってます。

 

これは正しいでしょうね!

投資だ! ギャンブルだ!って一獲千金を夢見るのは愚かな事でしょうね。

 

本書では一章を割いて、世の中のお金の仕組みを解説しています。

これは俊悦ですね。

銀行の仕組み、株について、ギャンブル…などなど

それぞれ、ほんの数行ずつですが本質をついています。

 

 

20億稼いだ金持ちのお金に関する講釈なんだけど、

そんなに稼げない一般人でも参考になるお金哲学の本ですね。

 

 

蛇足

 

嫉妬心から言うと、(笑)

 

奥さんができた人で良かったね!

 

子供が自立してくれてよかったね! です。

 

お金の減らし方 (SB新書)

お金の減らし方 (SB新書)

Amazon