子連れ狼の小池一夫さん☆おすすめ本2選☆
この人! ご存じですかね?
子連れ狼の原作者「小池一夫」さんです。
数多くの作品を残されているのですが、
特に小池剛夕さんとのコンビの作品、
「子連れ狼」とか「乾いて候」とか「半蔵の門」とかが大好物です。
一昨年 82歳で逝かれたのですが、晩年、何冊か本を出されています。
自分は知らなかったのですが、
故人は、生前のツイッターのフォロワーが86万人。
多くの人生訓を発信し続けたとのことです。
仕事人生を成功した人のリタイア本はたくさん読んだんだけど、
なんかいまいちピンときません。…というかイラつく!(笑)
現役時代培った経験とか人脈とか…
それらを生かして、充実したリタイアライフを楽しんでますよ!って、
読者の退職後の人生に役立つようなふりして、
説教垂れて、マウントとってるとしか思えない!
だって、自分の成功談を語って、
ありきたりの…どっかで聞いたような人生訓垂れてるんだよね。
あんたは立派な人さ~(ってのはイメージの詩の歌詞ですね)
けど、残念ながら再現性はほとんど皆無です。
やれるんだったら、とっくにやってる!
だから、そ~ゆ~話聞きたいんじゃないんだよな~…
氏のコミックを探していて見つけたのがこの2冊。
成功した人にありがちなタカピーな感じがありません。
自分的にはすんなり読めて、「そ~だよな~!」ってくだりが多いです。
自分の心の御し方、対人関係 得るところは多かったですね。
リタイア後のおすすめ本のひとつです。
ふりまわされない。小池一夫の心を楽にする300の言葉
この本は、氏のツイッターの中から厳選されたつぶやき集です。
小池一夫氏が一生をかけて体得した人生訓。
一生懸命生きて、仕事をしてきた人の含蓄ある言葉が並んでいますね。
つぶやき集なので、
そ~だ!そ~だ!って共感したり、
え~?それ違うんじゃない?って思ったり、
結構共感できるところがあるのは、
自分がそういう歳になってきたからでしょうか?
人生の結論
こちらは書下ろし。
2018年、逝去される前の年の発売なので、
氏が最終的にたどり着いた「人生の結論」という事になるのでしょう。
自分は、当然、小池一夫氏ではないので、、
生きざまも、価値観も当然違いますよね。
ただ、一生懸命生きてきた人の、
ある意味 死に臨んでの言葉には重みがあります。
これから、本気で終活を考える人にとっては参考になる本でしょう。
現役の頃は、
どうやって成功しようか?
どうやったらうまくやれるか?
そんな事ばっか考えてたけど、
終活も人生の一部って言うとそうなんだけど、
今は下り坂で、どうやって締めくくろうか?
そんな思いが頭をかすめる時、こんな本を読みたくなります。🐪